バリスタエッセイ「ナカノ永久機関」
車の渋滞
2017年12月1日(金)
少し前に東京の満員電車の話を書いたけれど、今回は浜松の渋滞の話です。
浜松の市街地にはJRの他は赤電と呼ばれる遠鉄電車があるだけで、いずれも東京のような満員電車になることはまずない。
その代わりといってはなんだけど、浜松には車の渋滞がある。
ラッシュアワーには、市内の主な幹線道路で交通渋滞がおこる。
社会人になって初めての職場が、昔の磐田郡豊岡村(現在は合併で磐田市豊岡地区になった)というところにあって、そこまで車で通勤していた。
浜松駅に近い自宅からだと、東区和田地区の国道152号・通称自動車街を通って、国道1号で天竜川を渡り、その東側の堤防を通る道路(静岡県道343号上野部豊田竜洋線)を北上するというルートになる。
このうちの自動車街の区間が大渋滞になる。車が流れていれば十分かからないぐらいの距離なのに、ラッシュアワーだとゆうに三十分以上かかる。下手すると一時間ぐらいかかっているような気分になってきて本当にいらいらする。信号機が青に変わっても車がまったく進まないのだ。
今でもそうだと思うけど、あれってなぜなんだろう。理由はどうあれ、渋滞というのはとにかく嫌なものだ。
だけど、どんなに混んでいても車という個室の中にいるから、電車のように他人とじかに接することはない。
満員電車よりはいくらかましだと思って気持ちを落ち着けるのがいいんだろう。
だけど、それができないんだよなあ。

中野隆靖 Takayasu NAKANO
1972(昭和47)年、静岡県生れ。武蔵工業大学工学部卒業。2011年、カフェナカノ開業。オーナーバリスタ、ラテアーティストとして活躍中。

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